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特許翻訳の難しさ

Ijet25では、多くのことを学ぶことができました。

特許翻訳(PCTルート及びパリルート)において、原文に問題があったときにどの程度修正して明確な翻訳文とすべきかという問題は実は非常に難しい問題です。この問題は、法的知識、語学力、そして技術的理解力に絡む問題です。この問題に対処するために、特許翻訳では、特許翻訳者と弁理士とが意思疎通を図って共同作業を行なうことが本来の姿です。特許翻訳者には、語学力と技術内容を理解するための論理的思考力、そして法的問題について弁理士と意思疎通できる程度の法的知識が要求されます。弁理士には、外国代理人と対等に法的な議論ができる程度の条約や外国法の知識、技術内容を理解するための論理的思考力、そして適切な外国語表現について特許翻訳者と意思疎通できる程度の語学的知識が要求されます。

特許翻訳の法的問題について別サイトでブログを連載しています。特に、特許翻訳者のお役に立てれば幸いです。ご興味ある方は、以下をクリックして下さい。

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2014.06.22 | 新着情報